健康と医学についての雑感

日常の健康や医学との関連について書き連ねました。

昨今比較的若い世代で

昨今、
比較的若い世代で感染症である結核に対しての抵抗力の無い人たちの割合が高くなっていることや、
受診が遅れることなどが原因の集団感染及び院内感染の発生頻度が高くなっているようです。

結核菌(Mycobacterium tuberculosis)は、
菌を保有している人がゴホゴホと「せき」をすることで内気に振りまかれ、
空気中にふわふわ流されているのを他の誰かが呼吸の際に吸い込むことでどんどん感染していきます。

基礎代謝量(きそたいしゃりょう)とは目が覚めている覚醒状態で生命活動を維持していく(鼓動、
鼻からの呼吸、
腎臓の様々な働き、
体温や筋緊張の保持等)ために欠かせない理論上のミニマムなエネルギー消費量の事を指しているのです。

黴菌やウィルスなど病気を招く病原微生物が呼吸とともに肺の中へ潜り込んで発病し、
肺の内側が炎症反応を示している病状を「肺炎」と呼んでいるのです。

骨を折って大量出血してしまった状況では、
血圧が降下して眩暈やふらつき、
冷や汗、
悪心、
座っていても起こる意識消失発作などの色々な脳貧血症状が引き起こされる場合もあります。

くしゃみや鼻みず、
鼻詰まりや目のかゆみ・ゴロゴロするような異物感などの花粉症の代表的な諸症状は、
アレルギーの原因物質となる花粉の飛散している量に沿って深刻化するという傾向があると知られています。

心筋梗塞は心臓の周囲にある冠動脈の動脈硬化により血管内の空間が狭まってしまい、
血流が途切れ、
必要な酸素や栄養を心筋まで届けられず、
筋肉細胞が壊死するという危険な病気です。

耳の奥の構造は、
大きく「外耳(がいじ)」「中耳(ちゅうじ)」「内耳(ないじ)」の3つに分類できますが、
この中耳の辺りに様々な細菌やウィルスが付着して炎症が誘発されたり、
体液が滞留する症状を中耳炎と称しています。

肥満というのは勿論あくまで摂取する食物の栄養バランスや運動不足などが要因ですが、
内容量の変わらないごはんであれ、
短時間で食べ終わる「早食い」をし続けたならば体重過多に陥っている肥満(obesity)の状態を招く可能性が高まります。

筋緊張性頭痛とは肩凝りや首筋のこりから起こる患者数が多い頭痛で、
「まるでギューっと締め付けられるような頭痛」「重くてたまらないような鈍い頭痛」と言われることが多いようです。

塩分と脂肪の摂取過多は中止して自分に合った運動に尽力し、
ストレスを感じすぎないような日常生活を心がけることが狭心症の素因である動脈硬化を未然に防止する知恵です。

日本における結核への対策は、
1951年に施行された「結核予防法」に沿う形で進められてきましたが、
56年後の平成19年からは異なる感染症と同じように「感染症法」という名称の法律に沿って行われる運びとなりました。

アルコール、
お薬、
合成乳化剤を始めとした食品への添加物等を特殊な酵素によって分解して無毒化する働きの事を解毒と称し、
多機能な肝臓が果たす非常に重要な任務のひとつだと言えるでしょう。

肝臓を健康な状態に維持し続けるためには、
肝臓の解毒する力が衰えないようにすること、
分かりやすく言うと、
肝臓のアンチエイジング術をできるだけ早く実行することが有効だと考えられます。

めまいが診られず、
片耳だけに出ることの多い耳鳴りと難聴の2つの症状を数回発症するパターンを区別して「蝸牛(かぎゅう=カタツムリ)型メヌエル病」という病名で診断する事例もあるということはあまり知られていません。