健康と医学についての雑感

日常の健康や医学との関連について書き連ねました。

食中毒を引き起こすことのあるブ

食中毒を引き起こすことのあるブドウ球菌(staphylococcus…staphylo-はラテン語で「ブドウの房」という意味)は紫色に染色されるグラム陽性球菌であり、
毒の極めて強大な黄色ブドウ球菌(おうしょくぶどうきゅうきん、
staphylococcus aureus)と一方は毒素の薄弱なコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(coagulase-negative staphylococci)の2種に分けることができるのです。

冠動脈の異常である狭心症の外科的な治療法では大方の病院で「大動脈内バルーンパンピング(IABP)」とグラフトを用いる「大動脈冠動脈バイパス移植手術」の2つの異なる技術が一般的に用いられています。

高齢の方や慢性的な病のある方などは、
特に肺炎に罹患しやすくなかなか治らないと言われているので、
予防する意識や早めの受診が肝要です。

吐血(とけつ)も喀血(かっけつ)も血を吐くことに変わりはありませんが、
喀血の方は喉から肺に達している気道(きどう、
呼吸器の一つ)からの出血のことであり、
吐血とは十二指腸(無腸間膜小腸)よりも上にある食道などの消化管から血が出る症状を表しているのです。

AIDSはヒト免疫不全ウイルス(HIV=human immunodeficiency virus)の感染によって生じるウイルス感染症であって、
免疫不全に至り些細なウイルスなどが原因の日和見感染や悪性新生物等を発病する病状の事を総称しています。

ちょっとした捻挫だろうと決め込んで、
冷湿布を貼って包帯やテーピングなどで適当に固定し、
様子を窺うよりも、
応急処置を施してから一刻も早く整形外科でレントゲンを撮ることが、
早く完治させる近道に繋がります。

インキンタムシというのは、
医学上は股部白癬と呼び、
白癬菌というカビが陰嚢、
股部、
臀部などの部分にうつってしまい、
寄生してしまった病気の事であり俗に言う水虫です。

抗酸菌の結核菌は、
菌に感染した人がゴホゴホと「咳」をすることで室内に投げ出され、
空中でふわふわとしているのを違う人が呼吸の際に吸い込むことによりどんどん拡がっていきます。

3つのアミノ酸から成るグルタチオン(Glutathione)には、
細胞の機能を衰退させたり変異を招く悪質な物質を身体の内部で解毒し、
肝臓の力をより良くする特性が判明しているのです。

体脂肪率(body fat percentage)」というものは、
身体の中の脂肪が占める度合いを指しており、
体脂肪率(たいしぼうりつ、
パーセント)=体脂肪量(キログラム)÷体重(weight、
キロ)×100」という計算式で弾きだせます。

自分で外から観察しただけでは折れているのかどうかよく分からない時は、
違和感のある部分にある骨をそっと指で突いてみて、
もしその部分に強い痛みを感じたら骨折の可能性があります。

くも膜下出血とは9割近くが脳動脈りゅうと呼ばれる脳の血管にできる不要な瘤(こぶ)が破裂して脳内出血してしまう事が原因となって発症してしまう死亡率の高い病気だということを多くの人が知っています。

耳の中の構造は、
耳殻側から順番に「外耳(がいじ)」「中耳」「内耳」の3か所に大別することができますが、
中耳のところに黴菌やウィルスなどが付着し、
炎症が発症したり、
体液が溜まる病気を中耳炎と言うのです。

男性の生殖器である前立腺は活動や成長にアンドロゲン、
即ち雄性ホルモンが非常に大きく関連していますが、
前立腺にできてしまったガンも同様、
アンドロゲン、
即ち男性ホルモンの働きによって肥大化します。

下腹部の強い痛みを引き起こす主な病には、
盲腸と間違うことの多い大腸憩室症、
尿管などに石ができる尿路結石症、
大腸粘膜に潰瘍ができる潰瘍性大腸炎
様々な疾患の合併症として露見する急性腹膜炎、
卵管の疾患等が挙げられるでしょう。