健康と医学についての雑感

日常の健康や医学との関連について書き連ねました。

人間の耳の構造は外側

人間の耳の構造は、
外側から順番に「外耳(がいじ)」「中耳(ちゅうじ)」「内耳(ないじ)」の3か所に分類されますが、
中耳の部分に様々なばい菌やウィルスなどがくっ付いて発赤等の炎症が起きたり、
体液が溜まる症状を中耳炎と言うのです。

子どもの耳管の作りは、
大人のそれに比べて幅が広く短い形状で、
加えてほぼ水平になっているため、
様々なばい菌が入りやすいのです。

乳幼児が急性中耳炎に罹患しやすいのは、
この事が関係しています。

既に歯の周りの骨を脆くさせるほど放置してしまった歯周病は、
もし症状自体が落ち着くことはあっても、
なくなったエナメル質が元の量に再建されるようなことは無いと考えておいた方が良いでしょう。

鍼灸用の針を体に刺す、
というフィジカルな複数の刺激が、
神経細胞を興奮させて、
神経インパルスという名称のいわば電気信号の化学伝達を誘発するのではないかという見方が浸透しています。

グラスファイバーで作製されたギプスは、
非常に強靭で軽量で着け心地が良い上に耐久性に優れており、
水に濡れても壊れずに使用できるという特長があり、
現在の日本のギプスの王道でしょう。

もしも検査で実際にエストロゲンなどの分泌量が基準値よりも足りなくてPOF(Premature Ovarian Failure)だと分かった場合、
不十分な女性ホルモンを補てんする医術で緩和できます。

脂漏性皮膚炎という皮膚病は皮脂の分泌異常が要因で出現する湿疹で、
皮脂分泌の異常の要因としてアンドロゲンと女性ホルモンのバランスの崩れやナイアシンなどビタミンB群の不足等が注目されているのです。

「沈黙の臓器」とも言われる肝臓に中世脂質や食物由来コレステロールが付着した脂肪肝(しぼうかん、
steatosis hepatis)は、
脳梗塞に始まる多様な疾患の素因となるかもしれないのです。

世間では水虫=足、
中でも足の裏にみられる皮膚病だと間違えられやすいのですが、
原因菌である白癬菌が感染する部位は足しかないのではなく、
体中どこにでもかかってしまう恐れがあります。

一見すると「ストレス」というのは、
「溜めてはいけないもの」「除去すべきもの」ものと思いがちですが、
其の実、
私たちヒトは色々なストレスを感じているからこそ、
生きていくことに耐えられるのです。

環状紅斑とは輪状、
すなわちまるい形をした紅っぽい湿疹や鱗屑(りんせつ)など、
皮ふ病の総合的な病名であり、
その誘因は全くもって多種多様だということができます。

エネルギーとしてすぐに機能する糖分、
細胞の新陳代謝に必ず要るタンパク質など、
激しいダイエットではこの様々な活動をキープするために外すことのできない成分までも減少させてしまっている。

強い痛みを伴うヘルニアは正しくは「椎間板ヘルニア」と呼ばれており、
背骨の間にあって緩衝材的な役目をする椎間板(ついかんばん)という円形の線維軟骨がはみ出た症状を表しているのです。

むねやけが主訴の逆流性食道炎は、
1週間も薬を飲めば、
原則的に多くの患者さんの自覚症状は消えてなくなりますが、
そうは言っても食道粘膜の炎症反応そのものが完治したわけではないので注意が必要です。

BMI(体重指数を求める式はどの国でも同じですが、
BMI値の評価は国ごとに少しずつ異なり、
日本肥満学会(JASSO)ではBMI22であれば標準体重とし、
25以上の場合は肥満、
18.5未満を低体重としているのです。