健康と医学についての雑感

日常の健康や医学との関連について書き連ねました。

高熱が出る季節性インフルエンザ

高熱が出る季節性インフルエンザ(seasonal influenza)を予防するワクチンでは、
臨床データに基づいた研究結果から、
予防効果を期待できるのは、
注射した日の約2週後から約5カ月間ほどだろうと考えられているのです。

1回歯の表面の骨を脆くさせるまでに悪くなってしまった歯周病は、
多分病状自体が治まったとしても、
エナメル質が元通りに復元されるようなことは無いということを頭に入れておいてください。

胃食道逆流症の一つである逆流性食道炎は、
食事の欧米化に加えて喫煙する事・嗜好品・肥満症等のライフスタイルの悪化、
ストレス等に縁って、
殊に日本人に患者が多い病気なのです。

胸部圧迫感を主訴とする狭心症(angina pectoris)の外科的な治療法では大半の病院で「大動脈バルーンパンピング法(IABP)」もしくは「大動脈冠動脈バイパス術(CABG)」の二つの異なる手術が頻繁に扱われています。

BMI(体重指数を算出する式はどこの国も共通ですが、
値の評価は国家単位で違っており、
(社)日本肥満学会(JAPAN SOCIETY FOR THE STUDY OF OBESITY)ではBMI値22を標準体重、
25以上は肥満、
BMI18.5未満の場合は低体重と定めています。

アルコールをクラッキングする作用のあるナイアシンは、
ゆううつな二日酔いに極めて効果的です。

ゆううつな二日酔いの元凶物質とされている酢酸アルデヒドアセトアルデヒド
acetaldehyde)という物質の分解に携わっています。

トコトリエノールの効果としては酸化を防ぐ働きが最も認識されてはいますが、
加えて肌をきれいに保つ効果や、
血清コレステロールの生成を抑えるというようなことが知られています。

学校等集団行動をする時に花粉症が原因で友達と同様に元気に行動できないのは、
本人にとって悔しいことです。

吐血と喀血は口から血を吐くことですが、
喀血とはのどから肺に続く気道(呼吸器のひとつ)から血が出る症状で、
吐血の方は無腸間膜小腸よりも上部にある消化管から血が出ることを示しているのです。

エネルギーとして瞬時に働く糖分、
細胞の新陳代謝に必要となる蛋白質など、
激しいダイエットではこの2つに代表される体調をキープするために絶対必要な要素までもを欠乏させている。

脳内にある5-HT神経は、
自律神経のバランスの調整や痛みの防御、
様々な分泌物質の覚醒などを操作していて、
鬱病の人はその動きが弱いことが科学的に証明されている。

子どもの耳管の特徴は、
大人に比べると幅広で短めの形であり、
なおかつ水平に近いため、
様々なばい菌が入り込みやすくなっています。

小さな子どもがよく急性中耳炎になるのは、
この構造が関係しています。

20才代、
30才代で更年期がやってきたとすれば、
医学的な言葉で表現すると「早発閉経(そうはつへいけい・POF)」という病を指します(我が国の場合は40歳未満の比較的若い女性が閉経してしまうケースを「早発閉経(Premature Ovarian Failure)」と定義します)。

ピリドキサミンには、
様々なアミノ酸をTCA回路と呼ばれているエネルギー代謝のために欠かせない回路へ入れるためにもう一度分解させるのを促す作用もあります。

前立腺はその生育や活動に雄性ホルモン(男性ホルモン)が大きく関わっており、
前立腺にできてしまった癌も同じく、
雄性ホルモンに刺激されて成長してしまいます。