健康と医学についての雑感

日常の健康や医学との関連について書き連ねました。

30才から39才までの間に更年

30才から39才までの間に更年期がやってくるとすれば、
医学用語で表現すると「早発閉経(早期閉経)」という病気のことを指します(我が国の場合は40歳未満の女性が閉経してしまうケースを「早発閉経(POF)」と定義付けています)。

収縮期血圧140以上、
拡張期血圧90以上の高血圧が継続すると、
身体中の血管に強い負担がかかった挙句、
身体中至る所のいろんな血管に障害が巻き起こって、
合併症を発症する蓋然性が高まります。

呼吸器感染症の季節性インフルエンザ(seasonal influenza)を予防するワクチンでは、
今までの研究によって、
注射の予防効果が見込まれるのは、
注射の約2週間後から150日くらいだろうということが判明しました。

体脂肪率(body fat percentage、
percent of body fat)」とは、
全身の脂肪が占めているパーセンテージを指し、
体脂肪率(たいしぼうりつ、
パーセント)=体脂肪量÷体重(weight、
キロ)×100」というシンプルな数式で確認できます。

植物の中に存在する化学物質、
フィトケミカルの一種のスルフォラファン(sulforaphane)というブロッコリーに含まれる化学物質について、
肝臓が分泌する解毒酵素そのものの製造活動を助けているのではないかという事実が見えてきたのです。

乳児が受ける予防接種の不活化ポリオワクチンは、
今までの生ワクチンにかわって、
2012年9月1日より厚労省が接種を推奨する定期接種として導入されるので、
集団接種ではなく医療機関で個々に接種してもらう個別接種の形に変わります。

生活習慣が主因の2型に対し、
1型糖尿病は、
膵臓(すいぞう)のインスリンを分泌しているβ細胞が何らかの理由で破壊してしまったことで、
その膵臓から必要量のインスリンが出なくなり発症に至るというタイプの糖尿病なのです。

前立腺は生育や働きにアンドロゲン(雄性ホルモン)が大変深く関係しており、
前立腺に出現してしまったがんも同様に、
アンドロゲン、
すなわち男性ホルモンの機能によって大きく成長します。

くも膜下出血とは実に8割以上が「脳動脈瘤」と言われる脳の血管の瘤(こぶ)が裂けて脳内出血する事が原因となってなってしまう大変恐ろしい病気として認識されるようになりました。

メタボリックシンドロームとは言われなかったとしても、
臓器の脂肪が多く蓄積してしまう性質の悪質な肥満症を持ってしまう事で、
様々な生活習慣病を起こす可能性が高まります。

ハーバード医科大学HMS)の調査結果によると、
一般的なコーヒーと比較して1日あたり2カップ以上デカフェのコーヒーを飲むと、
なんと直腸癌の発症リスクを5割以上も減少させることができたとのことだ。

もう歯の表面を保護している骨を脆くさせるまでに酷くなってしまった歯周病は、
多分炎症そのものが沈静化することがあっても、
骨が元通りに復活するようなことは無いということを頭に入れておいてください。

BMI(体重指数を計算する式はどこの国でも同じですが、
数値の評価水準は国単位でそれぞれ違っており、
日本肥満学会(JAPAN SOCIETY FOR THE STUDY OF OBESITY)ではBMI値22が標準体重、
BMI25以上は肥満、
18.5未満だと低体重と定義しています。

スギ花粉症などの病状(鼻みず、
酷い鼻づまり、
クシャミ等)のために夜間しっかり眠れないと、
それが災いして慢性の睡眠不足に陥り、
翌朝目覚めてからの仕事に思わしくないダメージを与えることもあります。

むねやけが主訴の逆流性食道炎は、
食生活が欧米化したことに加えて能動喫煙・酒類・肥満等の生活習慣が変化したこと、
ストレスに縁り、
ことさら日本人に増加している疾患なのです。