健康と医学についての雑感

日常の健康や医学との関連について書き連ねました。

耳の内部構造は大きく

耳の内部構造は、
大きく「外耳(がいじ)」「中耳(ちゅうじ)」「内耳(ないじ)」に分類することができますが、
この中耳に細菌やウィルスがくっ付いて炎症が起こったり、
体液が溜まる病を中耳炎と称しています。

食べ過ぎ、
肥満、
喫煙、
運動不足、
不規則な生活、
心身のストレス、
高齢化などの複数の誘因によって、
インスリン分泌が衰えたり、
働きが衰えたりして生活習慣病に属する2型糖尿病ICD-10:E11)を発症すると考えられています。

「肝機能の減衰」は、
血液検査のGOTやGPT、
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GTP)等の数値によって判断することができますが、
ここ数年の間に肝機能が減衰している方々が徐々に増えているそうです。

鍼を体に刺す、
というフィジカルな何か所もの刺激は、
神経細胞を活発にして、
神経インパルスという通称の電気信号の化学伝達を誘発するという考え方が浸透しています。

基礎代謝量(きそたいしゃりょう)というのは睡眠中ではなく目覚めている状態で命を保つ(心臓の鼓動、
鼻からの呼吸、
腎機能の働き、
体温や筋肉の緊張の保持等)のに欠かせない基礎的なエネルギー消費量のことを言うのです。

亜鉛は、
細胞の遺伝情報(DNA、
Deoxyribo Nucleic Acid)やタンパク質の合成に欠かせない酵素や、
細胞もしくは組織などの代謝機能に深く関わっている酵素など、
200種類以上存在する酵素を構築する成分として絶対に欠かせないミネラルの一種だといわれています。

四六時中ゴロンと横向きになったままでテレビを視聴していたり、
ほっぺたに頬杖をついたり、
ヒールの高い靴をよく履いたりといった習慣は身体の左右のバランスを崩してしまう主因になります。

胃食道逆流症(GERD)の一種である逆流性食道炎は、
4日前後処方薬を飲めば、
一般的に90%近くの患者さんの自覚症状は消え去りますが、
とはいえ食道粘膜の炎症反応そのものが完治したわけではないようです。

30才から39才までの間に更年期がやってきたとすれば、
医学的に表すと「早発閉経(早期閉経)」という女性疾患を指します(日本の場合は40歳以下の比較的若い女の人が閉経してしまう症状を「早発閉経(POF)」と呼んでいるのです)。

日本における結核への対策は、
1951年に生まれた「結核予防法」に沿って進行されてきましたが、
56年後の2007年からは結核以外の感染症とまとめて「感染症新法」という法律に従って実行されることに決まりました。

悪性腫瘍である女性の卵巣がんは、
普通なら人間の身体を癌から保護する働きをする物質を作り出すための鋳型ともいえる遺伝子の不具合で起こってしまうということが分かっています。

下腹部の疝痛をよく起こす病気の代表格として、
大腸粘液が複数個所突出する大腸憩室症、
腎や膀胱などの尿路結石症、
特定疾患に指定されている潰瘍性大腸炎
細菌感染などによって腹膜が炎症を起こす急性腹膜炎、
卵巣の疾患など、
色々な病名が聞かれます。

ちょっとした捻挫と勝手に決めつけ、
冷湿布を貼って包帯やテーピングテープで動かないように患部を固定し、
様子をうかがうよりも、
応急処置を施した後すぐに整形外科の医師に診察してもらうことが、
結局は完治への近道に繋がるのです。

スギの木の花粉が飛ぶ春に、
小さな子どもが体温は異常ないのに頻繁にくしゃみしたり水のような鼻水が出続けている具合なら、
残念ながら杉花粉症の可能性があるかもしれません。

最も大きな臓器である肝臓に中性脂肪や食物由来コレステロールが付いた脂肪肝(しぼうかん)という病気は、
動脈硬化や狭心症を始めとする多種多様な疾患の合併症をもたらすかもしれないのです。